明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

2022年がいよいよスタートしました。
良い年になりますよう心よりお祈りいたします。

さて、元旦のお菓子は縁起を担いで『末広』
お正月らしく扇に紅白の梅を乗せ金粉をあしらいました。

どうして扇が末広と呼ばれるのかはお分かりですよね。
広げると末広がりになるからですね。
だから、開運の吉兆とされ、お正月やおめでたい席ではよく用いられます。

ところで、扇のもう一つの意味はご存知でしょうか。
例えば、扇は神楽や田楽、猿楽など日本の伝統芸能でよく用いられますが、
どうしてなんでしょう？その意味は？

『仰ぐ』というのは、あおり立ててさとすことを意味します。
扇は古の時代から、神霊を呼び起こして、物の霊を揺り動かす力を持つ道具とされてきました。
つまり、神や物の霊を呼び起こしてその力を借りようというのですね。

縁起が良くて、不思議な力を持つ扇で、幸せを引き寄せることにしましょう。

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2020年の和菓子教室は1月6日(木)からスタートいたします。
では、本年もどうぞよろしくお願いします