矢車菊、和菓子にしちゃいました。

こんにちは

 

今日の奈良市は一日中曇っていました。６月に入ったら今年はすぐに梅雨入りになるそうです。すでに雨の日が多くなっていますが。

紫陽花を楽しむにはもう少しかかりそうですが、今は可愛い矢車菊が楽しめますね。

矢車というのは、鯉のぼりの一番につけられたくるくる回るやつですね。放射線状になた花びらがあの矢車と似ていたのでつけられた名前なんですが、矢車草とも呼ばれます。

 

なんでも、歴史は古く３０００年前のエジプトのツタンカーメン王の墓からも埋葬品として発見されているのだそうです。

 

また、ドイツの国花になっています。こちらは、ナポレオンがプロシア（ドイツ）に侵攻してきた際、ルイーズ皇后は王子たちを連れて逃れ、穀物畑に隠れ、咲いていた矢車菊の花冠を作り王子たちを慰めました。この時の王子の一人がナポレオンを破り、皇帝となり、矢車菊を紋章にしました。そこから、ドイツの国花となりました。

 

日本に入ってきたのは明治時代。比較的新しい時代ですよね。だからなのか、矢車菊の和菓子を私は見たことがありません。そこで、自分で作ってみることにしました。

気取りのない可愛い矢車菊の雰囲気が出た和菓子になったのではと思っています。

今回の和菓子教室では、残念ながら作りません。すでに作る和菓子が決まっているからです。機会があればぜひレッスンに加えたいと思います。