紅葉これから。でも立冬
2022/11/05
こんにちは
奈良市ではそろそろ紅葉が楽しめる季節になったかと思ったら、暦の上では早「立冬(りっとう)」をむかえていたんですね。
確かに、コートが必要なはず。
つい2日ほど前にいらした生徒さんはコートを着ていらしたので、もうそんな時期だったんですね。あとで、ファンヒーターを出しました。
いよいよ冬が始まるってことですね。
この時期は、木枯らし吹き、木の葉を落とし、まるで木を枯らすかのように見えるので、「木枯らし」と呼ばれるそうです。
そして、「亥の子の日」(11月の第一亥の日)にこたつ開きや炉開き(使い始めること)をすると火事にならないといわれています。陰陽五行説では「亥」は水に当たり火に強いとされているからです。今なら、暖房器具を準備する時期ってことですね。
ところで、この時期に食べられる和菓子に「猪の子餅」があります。
これは、たくさん子どもを産むイノシシにあやかって、イノシシに見立てた「亥の子餅」を食べて、子孫繁栄や収穫祝い、無病息災を祈願する関西(特に京都)にある風習です。