やっと梅雨らしく!奈良は午後に雨が。
2022/06/25
こんにちは
今朝の奈良は晴天でしたが、午後から雲行きが怪しくなり少し雨が降りました。
やっと(?)梅雨らしいお天気になったようです。
さて、今日の和菓子は「明日もさわやかに」朝顔の花言葉です。
朝顔は、平安時代、中国から日本に入ってきたときは、「牽牛子(ケンゴシ)」と呼ばれ、下剤や利尿剤などの薬として用いられました。
では、どうして朝顔と名前がついたのでしょう。
朝顔は、早朝に開花し昼にはしぼんでしまいます。
「朝顔」とは、その特徴を朝の美人の顔にたとえたものです。つまり「朝の顔」ではなく、「朝の容花(かおばな)」という意味なんです。
朝顔が日本に入ってくる以前から「朝顔」と呼ばれた花がありました。桔梗やむくげの花です。万葉集にも「朝顔」として、桔梗が詠われています。
ですが、午前中でしぼんでしまう朝顔の方がより「朝顔」の名にふさわしいということで、「牽牛子」を「朝顔」と呼ぶようになりました。
この夏、和菓子教室では、朝顔は残念ながら作りません。
団扇や蚊取り線香、ひまわり、花火など、夏に作りたいものがいっぱいあるため、
なかなか全部を教室で作れないのが残念です。