桜餅あなたはどっち派?
2022/04/18
こんにちは
桜も葉桜になり、今は花水木がきれいに咲いていますね。みなさん、どうぞ体調など崩さないように気をつけてください。
昨日、京都の和菓子教室へ行ってきました。今回作ったのはは、桜餅、柏餅、どら焼き、軽羹饅頭です。
桜餅は、関東風長明寺桜餅です。桜餅が関西と関東では違うってご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、少し、桜餅についてお話しますね。
関西風は道明寺桜餅と呼ばれ、道明寺粉を使用した生地で作られるお餅です。中にこし餡を包み、外は塩漬けにした桜の葉が巻かれています。
関東風は、長明寺桜餅と呼ばれ、クレープ状のもちもちした生地でこし餡を巻いたものを塩漬けにした桜の葉で巻きます。
こちらは、江戸時代隅田川沿いにあった長明寺の門番が桜の落ち葉掃除に悩まされて考案したことから長明寺桜餅と呼ばれるようになったそうです。
私は、今回初めて長明寺桜餅を作りました。もちもちした触感と桜の葉の香りがなんともいいですね。
こういった和菓子には郷土色といいますか地域性があらわれているところがなんとも面白いですね。
「どら焼き」も、奈良や京都では「三笠」と呼ぶ人も多いです。
3枚目の写真は、鶴屋吉信さんのショーウィンドウに飾られた工芸菓子です。まるで本物みたいに精巧にできていますね。