お正月の和菓子といえば?
2020/01/04
お正月の和菓子といえば、「花びら餅」が定番ですが、
何でも、平安時代の新年の行事「歯固めの儀式」を簡略化したものだとか。
宮中でお正月のお雑煮の代わりに食べられていたらしいです。
京都のお雑煮に見立てたのが餅と白味噌で、ごぼうは押し鮎に見立てたもの。
鮎は「年魚」とも書き、年始にふさわしいものとして、お供えに用いられたのだそうです。
花びら餅の由来はこのくらいにして、
隣は、外郎製の「福梅」です。
こちらは、中あんには甘酸っぱい梅あんを用いています。
それにしても、誰が考え出したのでしょう?
味噌あん(味噌と餡?)も梅あん(梅干しと餡?)も。
凡人にはなかなか思いつかない合わせ方ですが、
ともかく、美味しくいただけて幸せです。