「頭状花」を和菓子に
2022/07/19
今日の奈良市は、雨が降ったりやんだりで、
皆さんの地域はいかがでしょうか。
さて、今日の和菓子は「頭状花」です。
聞きなれない言葉だと思いますが、菊やタンポポのように、花軸が茎の先で広がって、そこに小さいたくさんの花が並んいる形式の花を言います。
ですから、花そのものの名前ではありません。
つい先日、買ったお花を、細工ばさみを使って表現してみました。
菊に似ていたのですが、葉っぱを見ると菊ではなく、キンセンカでもなく、ということで、銘も「頭状花」としました。
お菓子よりも、お花そのものに見えたら嬉しいです。
和菓子教室ではこちらの和菓子は作りません。
なぜって、お菓子として作ったというより、練り切りという材料で自然(花)を表現したっていう方が近いからです。