春の連休は人が!
2022/03/22
こんにちは
連休に京都の和菓子教室へ行ってきました。
奈良市も観光客が増えたなと感じていたら、京都も同じでした。緊急事態宣言解除前でしたが、もう解除されたかのように人が動き始めているのが分かりました。春の陽気、出かけたくなりますよね。
ただ、この日はあいにくの寒さとなりましたが、それでも連休中とあって出かける人の多かったこと!それに、同志社大学の卒業式だったそうで、はかま姿の人も見かけました。
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今日の和菓子は、桜餅、ぼた餅、京錦(浮島)です。
「お萩」の呼び名の方がよく知られているかもしれませんが、「お萩」というのは萩の花の咲く秋の呼び名なんです。牡丹の花が咲く春には、「ぼた餅」と呼ばれます。
つまり、お萩もぼた餅も同じものなんです。
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では、桜餅についてですが、みなさん、桜餅というとどういうものを思い浮かべますか。
私は、関西人なので、餡の入ったピンク色のお餅を桜の葉で包んだものを桜餅と思っています。が、関東の桜餅はクレープのような生地で餡を巻いて、桜の葉で包んだものを言います。
和菓子作りをするようになって初めて知って驚いた事柄です。
おそらく、まだまだ勘違いをしていたり、知らないこともたくさんあると思うのですが、和菓子って歴史が長いだけに奥深いですね。そこに、郷土色も手伝ってとても興味深いものです。
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壺に生けられた桜の花は、「鶴屋吉信」さんのショーウインドウに飾られていた工芸菓子です。まるで本物みたい!本当によくできていますね。